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こんにちは。すまいる情報代表の竹内です。
関東では春爛漫の桜の花が終わり若葉が眩しい季節になりました。
桜前線は北上中、ソメイヨシノの群生地北限は北海道の美唄市あたりで、ゴールデンウィークが見ごろのようです。
時間差で何度でも花を愛でられる自然こそ、見る人の心を平穏に平和にする、日本の大切な観光資源ではないでしょうか。
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ちょうどNHKの連続テレビ小説で「らんまん」が始まりましたね。
明治初期から植物の研究を始め、1500種類以上の新種を発表、命名した日本植物学の父と言われる牧野富太郎博士がモデルのドラマです。
天真爛漫な性格と春爛漫に掛けた題名のようですが、残っている顔写真はほとんど笑顔のものです。
すましたポートレートでさえ、口元がほころんでいます。
インターネットで「牧野富太郎」で画像検索して頂くと沢山のいい笑顔が拝めます。
大リーグの大谷選手も笑顔が素敵ですが、何事でも好きなことに打ち込んで全てを捧げている人の笑顔は、人の心を和ませてくれます。
博士は小さい頃から植物が好きで好きでたまらなく、ひたすら植物を愛した人でした。
すべてを研究や調査旅行に捧げるような天衣無縫さは、えてして周りの家族にとっては苦労させられて大変な存在のことが多いですが、牧野博士の奥様も13人の子育てや、研究のための借金がかさみ、お金の工面で大変な苦労をしたようです。
博士と言っても小学校中退で、東大から博士号を授与されたのは60歳を超えてから、ご本人も苦労したことと思います。
「雑草という草はない」という博士の名言のとおり、名もない草花がかわいそうで、自分が名前を付けてやるのだと、生涯をかけて新種の発見に没頭し図鑑にしました。
博士は94歳で天寿を全うしましたが、奥様は55歳で早逝されてしまいました。
ちょうど奥様が亡くなる頃に発見した笹の新種に奥様の名前、寿衛子からとって「スエコザサ」と命名しました。
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雑草という草はない・・・雑草を色々と置き換えてみると人間関係を豊かにしてくれる秘訣があるように思います。
小さな個性の違いを慈しみ、今でいう多様性を尊重できます。多様性を感性的な言葉に置き換えるのは、日本のお家芸です。
ねずみ色だけでも四十八茶百鼠と言われるくらい洒落た色の名前が付いています。
「高齢者という人間はいない」に置き換えてみると、大正昭和を生き抜いた何々さん、空を飛んでいた何々さん、と呼んだ方が、興味が湧いて話を聞きたくなりますし、自分が出来ないことをやっていた人は尊重できます。
レッテルで決めつけずに、何かの名付け親になるようにしたら、慈しみ深い優しい人になれるような気がします。
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