主婦が幸せに暮らせる街、新浦安の可能性とは?
住みたい街ランキングが住宅情報誌で発表され、吉祥寺や表参道などいつもの顔ぶれでした。震災前は新浦安も常連でしたが、今は圏外。このランキングは買って住めるかどうかは別の“あこがれ”のような部分もありますので、マスコミ的な話題と思っておけばいいでしょう。
もう一つ、「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」というものが学研から発表されています。日常の幸福度が高いという点では、街の人口が増え活性化させる際の参考になります。暮らしや交通、教育などの評価ポイントを点数化したもので、全国1位が藤沢、2位稲城、3位西宮、後は松山、福岡、生駒などが上位になっています。
共通しているのは、大都市近郊の「郊外」でありながら田舎過ぎない、自然があり教育環境も整っていて、かつ、生活や大都市への交通も便利という「いいとこ取り」のような感じです。藤沢の海自然、稲城のニュータウン環境、西宮の大都市へ20分の立地、1、2、3位のすべての要素が新浦安にありますが、50位にも入っていないのが不思議なくらいです。
20~40代のこのようなライフスタイルを「郊外型ハピネス」と言うらしいですが、もう一つ共通するのは、大型商業モールがあることです。
家族全員で出かけ、食事、買物、子供の遊びを1ヵ所で済まして、一日居られる施設があることが、主婦に人気の理由とのこと。
新浦安にはそれがないからかもしれないと思いましたが、街の面積が小さい浦安なら、1ヵ所でなくても街を回遊して、同じような満足感を得られるはずです。ランキングにのらなくても、そんな新浦安の魅力に気づいてもらえるよう、私達も情報発信して参ります。
代表取締役社長 竹内健二