新浦安の2014年は?
復興工事は、水道・ガス・電気などがほぼ終わり、2014年は下水と道路工事が本格化します。2014年は、まだまだ工事中で街中掘り返している状態、整然とした街のイメージ回復には至らないでしょう。不動産は、見た目も大事、しばらくは状況をよく知った市内の方での移動が続くのではないでしょうか。 液状化対策の検討も本格化し、対策済みとそうでない土地の不動産評価が、どのように反映されてくるのか関心を呼びそうです。震災の年から2年間で、30歳代の「若い層」の人口が約3千人減っています。「市外から若い層を呼び込む」ことについては、対策されたほうが購入しやすい、という面がありますが、個人の負担や面倒さとの折合いがどのようにつくか、まだまだこれからです。 2014年は液状化被害住宅の支援金の期限の年、建て替えがもう一段進むかもしれません。ただ、ご高齢の方にとっては「今さら」というお気持ちもよく聞きます。お子さんが同居するので、などの建て替える動機がないと、少し修理して終わりというケースも出てくるでしょう。
12/12税制改正大綱が発表
すでに決まっている相続税の増税以外に、目立たないですが、相続税や相続した不動産の売却について、増税・減税、取り混ぜて検討されています。ご相続や相続財産の譲渡のタイミングにある方は、ぜひ最新の情報を手に入れて対処して下さい。その他、自宅を損して買い換えると最長4年間減税になる制度が延長されたり、消費税増税の陰に隠れて目立たない改正もありますので、来年もこの欄で取り上げて行きたいと思います。
2013年は、1100号で締めくくることができました。来年2014年は、新浦安で開業して30年、この週刊すまいるも30年目になります。もっと多くの方と、より良い人生、より良い浦安になれるようご相談を通じてお話できることを願っています。どうぞお健やかな年末年始をお過ごし下さい。
今年もご愛読ありがとうございました。
代表取締役社長 竹内健二