実は上昇地点もある浦安

地価の基準値は半年ごとに年2回発表されます。1月1日現在の地価を示す公示地価と、7月1日現在の地価を示す基準地価で、9月19日、県の基準地価調査結果が発表されました。
美浜、舞浜などの住宅地は3~4%前年より下落という結果になっています。これを受けて下落続行中、というムードの報道が目立ちますが、猫実や富士見などは、若干上昇しています。

築30年は、一戸建て?土地?

浦安市内の調査地点を見てみると、美浜や舞浜、富岡、今川など、液状化被害もありましたが、昭和50年代に建築された家が多くあります。ちょうど建替え時期とも言えますが、定期的に手を入れて、中には家一軒建つくらいのリフォーム代をかけているお家もあります。
当社の取引実例で見ても、築30年以上の住宅を一戸建てとして購入いただくことが実際は多いのです。今回の調査結果は、土地としての取引が増えた結果という面があるのではないかと思います。住み替えでご売却する際は、一軒一軒住宅の履歴が違うので、安易に土地値で納得せずに、我々業者と、一戸建てとして売れないか、とことん打合せすることをお勧めします。

”逆ザヤ”価格の買い替えはタイミングが肝心

値下がった浦安から、都区部、横浜、川崎の”値上がり”地域へ住み替えるときは、必要資金の開きが大きくなります。この問題には、早めに売って賃貸に仮住まいして行き先の完成を待つ、自宅にローンがないのであればすぐには売らないでローンで買って、市況が復活してから売ってローンを返す、など、いくつかの方法があります。お一人お一人、考え方や資金繰りが違いますので、安心優先で行くか、少し賭けもしてみるか、そこも相談のポイントになります。

毎週金曜日は、相続贈与相談日
相続税は、来年1月と、27年1月の二段階で改正になります。ちょっと心配、という方のご相談をお待ちしています。お電話にて、時間の予約をお願いします。
℡354-3331 担当竹内まで

代表取締役社長 竹内健二