新規開発は、まず日の出から

震災前に用地取得され開発がストップしていた日の出6丁目、7丁目(計画戸数316戸)の一戸建て建築が始まりました。併せて、6丁目の海側(計画戸数204戸)もスタートする模様です。合計で500世帯以上の一戸建てエリアが出現する大規模開発です。開発者側も、消費税増税前の駆け込み需要や景気回復感に乗りたいところだと思います。新浦安で一戸建てに住み替えようとする方にとっても、買い換えで売りに出てくるだろうマンションを購入したいと待っている方にとっても、大いに影響があるでしょう。

比較する対象が出来ることで、相場は変わるか

不動産の相場は「比較」で成り立っています。新築でいくらだから中古だといくら位という「納得感」で相場は変わります。また、美浜や弁天の土地を買って自分で建築するのと比べてどうか、という選択になると、開発現場の近くでない土地の相場も変わります。さらに、近くのマンションから買い換える方が増えると、マンションの売り物件が増え、確実に売るために中古の売り出し価格は抑え気味になる傾向があり、マンション価格は低下しがちです。
実際に5年前に分譲された733戸のプラウド新浦安の時は、買い換える方の中古マンションの売り物件が一時的に増加し、中古の販売が苦戦した経過もあります。
価格発表はまだのようですが、これだけの大規模プロジェクトですから、市外、都内の方々の関心も高いと思います。復興のイメージアップのためにも、好調な販売を望んでおります。今年から来年に住み替えを検討している方には、大きく影響してくるでしょうから、定期的に追跡レポートをして参ります。

代表取締役社長 竹内健二