コロナによる市場の変化【賃貸編】
賃貸は、戸建の成約が増えています。
4~5LDKで築浅であれば賃料25万円以上でも4件の成約がありました。
今年も戸建人気は変わらずで、現在は賃料20万円前後の物件が不足しています。
戸建ては上下階でプライバシーが保ちやすく、テレワークに向いているのだと思います。
その一方、例年と違い新浦安駅前の2LDKマンションの動きが鈍くなっています。
駅から徒歩15分歩いても、同じ賃料なら1部屋数多いサンコーポ浦安に問い合わせが増えています。
日の出・明海・高洲の海側マンションはテレワークで在宅時間が長くなった今、専有面積が広く人気があるため解約が出ず物件不足状態です。
コロナによる市場の変化【売買編】
売買も戸建が良く売れています。
昨年は市内で41件の取引があり、前年の28件を大きく上回りました(46%増)。
成約のうち、約3割が新築の建売住宅という結果でした。
マンションは子育て中ファミリーが購入しやすい4000万円前後(毎月のローン返済10~12万円・管理費等は別途)の物件が少なく、同じ価格で新築が購入できる柏市や習志野市など近隣の市で購入する方が目立ちました。
リクルートが運営するSUUMOの担当の話では、新京成線や東武野田線の各駅停車の駅が人気とか。
乗換駅までは自転車で動くのだそうです。
財政力トップクラスの浦安だが・・・
1/11の日経新聞に「共働き子育てしやすい街ランキング」という記事がありました。
全国151の自治体を対象に、認可保育施設やコロナ禍に対応した子育て支援策など43項目を採点したもので、千葉県では松戸市が1位、柏市が13位だったものの、浦安市は46位以内に入りませんでした。
財政力は全国1位(東洋経済「都市データパック」)という浦安ですが、物件がなければ実現できない点が、評価が低い理由かもしれません。
学区などが関係ない方は、売買は当社でも、習志野、柏などお世話していますので、どうぞご相談ください。
新浦安と雰囲気が似ているところをご案内します。
すまいる情報東京 新浦安店
小崎 直美