コロナ禍で浦安の賃貸市場は?
今年はコロナ禍で、春の転勤辞令延期や新婚さんの部屋探しも非常に少なかったです。
今主に動いているのは、夏の転勤辞令が出た方(例年よりだいぶ数は少ない)と、市内にある社宅の、年内社宅退去期限の方です。
広くて部屋数の多い物件から成約しています。
6月以降、入船・美浜ではマンション成約6件のうち80㎡以上が5件(約83%)、4LDKは2件(約33%)、日の出・明海・高洲では9件成約のうち90㎡以上が5件(約55%)、4LDKは4件(約44%)です(レインズ調べ)。
売買同様、賃貸も4LDKの間取り自体少なく、募集があれば申込みが入る状態です。
賃貸も「テレワーク需要」の動き
リクルート住まいカンパニーの調査では、住み替える際の希望条件として「今より部屋数の多い家に住みたい」(40%)や「今よりリビングは広くしたい、かつ(狭くてもよいが)個室数も確保したい」(27%)等、間取りに関する希望が多く挙がっています。
また、リビングの一角を間仕切り可能な仕事スペースにしたい、という声もありました。
実際、3LDK・85㎡の美浜のマンションに先月入居のお客様に決め手となった理由を聞いたところ、「駅からの距離」と「部屋の広さ」を挙げてくださいました。
新婚さんからは、一部屋仕事用に使いたいので3LDK以上で探してほしいとご依頼をいただきました。
新浦安では、戸建は元々賃貸募集自体が少ないですが、テレワークが今後も続くようであれば、広さもあり、隣人や上下階の騒音を気にしなくて良いので需要が高まると思います。
ミサワホーム総合研究所のレポートでも、気分転換できる場所として、室内より「庭」や「バルコニー、屋上等」の外部スペースにニーズがあるという結果が出ています。
今後も暫くコロナの影響は続くと思われます。広さがあり、部屋数の多い部屋に引越しを考えている方は、早めに動いて情報収集をする必要があります。
すまいる情報東京 新浦安店
小崎 直美
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