新型コロナウィルスの影響でどんな傾向が?
浦安の不動産市況にもコロナ禍の影響が出始めました。
売買では成約価格は変わらず安定しているものの、成約件数が減少傾向にあります。
今年と昨年の同時期(1月~4月)で比較しますと、マンションの成約が今年は49件、昨年が67件(26.8%減)、土地の成約は今年が4件、昨年が8件(50%減)、戸建の成約が今年は12件、昨年が19件(36.8%減)という具合です(東日本レインズに拠る)。
賃貸は通常ですと1~3月が繁忙期の筈でしたが、2月に入った頃からコロナで転勤延期になってしまい、すっかり動きが止まってしまいました。
手狭で家を探している、新生活が始まるが現住所からでも通えるといった方も、引越しの延期や中止を決めています。
どんな考えの方が動いているのか
コロナ禍の今、物件を購入しているのは、今動かないといけない理由がある方です。
賃貸の社宅期限切れの方、定期借家契約の期日が間近の方、学区や条件を絞って探している方等です。
それ以外の方は様子見のようです。
リクルートが運営する不動産情報サイト「SUUMO」の営業担当に聞いたところでも、例年は4月になると閲覧が減るのに今年はネットで物件探しをしている方が減らないそうです。
コロナ禍で物件を決めきれなかった方が、引き続き物件を閲覧しているようです。
購入するお客様にお話を聞くと、「コロナの影響が長引くと会社がどうなるかわからない。住宅ローンを借りられるうちに契約したかった」とか「住宅ローンは無理のない範囲で借りたい」という方が多いです。
家への価値観が変わる可能性が
在宅時間が増えた今、自分たち家族にとって本当に必要なものは何かを考える良いキッカケが出来ているのではないでしょうか。
例えば、「築年数は古くて良いからその分の予算1000万円を子供の教育費に充てたい」「災害に備えて避難道具や食料を備蓄する大きな収納が欲しい」「駅から遠くてもいいけどスーパーが近い物件が良い」等…。
ご家族で意見が分かれてしまった方、ぜひ1度ご相談ください。
こんな時期だからこそ良い物件があるのでは?お得な物件が出たら教えてほしいというご相談もいただくようになっています。
コロナ終息後の生活のほうが圧倒的に長いです。
今はじっくり考える好機と思って、メールや電話などでご相談を頂ければと思います。
言葉のキャッチボールをしているうちに、気付いたり明確になることも多いはずです。
すまいる情報東京 新浦安店
小崎 直美
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