最多需要の13万円以内の賃貸事情は?

一般的に、1~3月は転勤シーズンで賃貸物件が良く動くと言われていますが、浦安の賃貸市場は一年を通して、転勤者以外にも部屋探しをしている方がいる希少なエリアです。

転勤だけでなく、新婚の共働き夫婦には、二人とも通勤に便利という理由で5~6月は新婚需要があり、行政の子育て支援が充実していて待機児童も少ないという理由で、就学期や保育園の申込期限付近は、子育てファミリーのご入居のお手伝いをしました。

 

ファミリーの方が個人で借りる際の目安賃料13万円未満で、現在募集中の賃貸マンションは浦安市内に69件ありますが(4/20現在、レインズに拠る)、これを中町・新町地区に限りますと4件しかない状況です(全体の5%)。

新浦安駅近辺の家探しが難しいことがわかります。

 

新浦安は賃料も値上がりしているのか?

新浦安は分譲住宅が多いのが特徴ですが、住みやすい街のため長く居住する方が多いです。

そのため売物件が少なく、売買相場を上昇させています。

売買が値上がり傾向ですので賃料も値上がり傾向になって良いはずですが、法人の社宅需要が多い新浦安エリアは、社宅条件が厳しく、法人が賃料の上限を決めていますので、値上がりしにくい特徴があります。

むしろ持家を推進する企業が多く、会社負担で社宅を借り上げる傾向は、今後減って来ると思われます。

売買相場は上がっているのに、賃料は上がらない、これも新浦安独特の特徴と言えます。

 

新浦安は賃料も値上がりしているのか?

浦安市内には、賃料5万円以下に絞っても入居者募集中アパートが113室あります。

募集時には賃料値引きだけでなく、「敷金や礼金ゼロ」が当たり前となり、さらに賃料1ヶ月無料等のキャンペーンで他物件と差をつけています。

また、アパートの場合、築年数が30年以上にもなると建物の劣化が表面化して修繕に大金が必要、騒音トラブルで入居率も低下が始まります。

 

多くはバブル時代に建てられた、このようなアパートが建替えるか、もしくは売却しその資金をもとに新たな土地を購入、これから先の時代に合うマンションを建てる時代になってきて、今川エリアなどは、木造ワンルームから鉄骨ファミリー向けに建て替わってきました。。

建て変えのご要望には、当社提携のハウスメーカーとタイアップし、企画建築から募集メンテなどワンストップでお手伝いできますので、ぜひご相談ください。

 


すまいる情報東京 新浦安店

小崎 直美