中古流通の「国際基準」に向かわざるを得ない日本
国の政策や税制特例を見ていると、中古住宅の活用に重点が置かれていることがわかります。
建築資材や人件費の高騰は続いていて、新築住宅の価格は高止まり状態です。
これまで以上に、購入候補としての中古マンションのニーズが高まっています。
浦安マンションが高価格な理由
現在、浦安市内では明海のクオンと高洲のパークハウスオイコスの2ヶ所で新築マンションが分譲中ですが、今後も市内に住みたい方の購入候補としては新築だけでは極端に選択肢が少なく、中古マンションも検討することになります。
実際に、市内では今、中古マンションが売れています。
購入者はほとんどが市内居住の一時取得者か買換えの方ですが、既にいくつか住みたいマンションが決まっていて物件が出たら比較検討して購入しているのです。
その際、皆さんが重要視しているのがマンション内のコミュニティです。
東日本大震災を機に、近年はマンション内のコミュニティが重要視されるようになっていて、価格にもコミュニティ価格が付加価値として上乗せされています。
「全部中古」の世の中になった時の購入基準は
中古マンション購入のメリットは新築と違い、現物を確認できることです。
売出中のお部屋の室内確認はもちろんのこと、両隣や上下階の方の確認、共有部分(エントランスやエレベーター、掲示板、廊下、駐車場等)で住人の雰囲気を感じ、自分たち家族と合いそうなマンションかチェックが可能です。
市内にお住まいの方には何となくわかっていただけると思いますが、分譲時のマンションの謳い文句と住人の方の雰囲気は大体同じです。管理組合や自治会主催のお祭りでもマンションの雰囲気が参考になると思います。
管理人さんに話を聞いてみると、住人も知らない話が聞けるかもしれません。
新築・中古を問わず、今後のマンションの価値は、建物のグレードや付属施設の充実だけでなく、コミュニティの充実度が左右するようになっていく可能性が高いと考えています。
当社も浦安の一員として、コミュニティづくりのお手伝いをして行きたいと思います。
すまいる情報東京 新浦安店
小崎 直美