”プレミアム化”が進む新浦安駅周辺マンション
新浦安駅前でマンションを購入したいと思っても、美浜ではエルシティが1件、美浜東は0件の状況です(平成30年3月12日現在、東日本レインズに拠る)。
同様に、入船では入船西で5件、入船中央・入船東・入船北・エアレジで各1件ずつ売出しの状況です。
若いファミリーやシニアの方が購入しやすい60~90㎡以内の物件に限りますと、上記のうち美浜は1件、入船は4件です。
美浜・入船で5000戸のマンションがありますが、売り物件はわずか10件(0.2%)、多くの候補物件の中から自分に合った価格や好みの間取り、部屋の向き、階数等を選択して希望の物をいくつか内覧し、その中で1番の物件を購入するという理想と、現実はかけ離れています。
まさに、買いたくても買えない「プレミアム」状態と言えるでしょう。
(写真:1000戸近い美浜東エステートでも売り物件は0という「異常事態」)
海側は都内では味わえない眺望が人気?
日の出・明海・高洲の新町ではどうかと言うと、現在売出し中の物件は59件あり、うち90㎡以下の物件は17件(新町全体の28%)あります。
90㎡以下では日の出が11件と多く(うち4件は海風の街)、高洲5件、明海1件の状況です。
比較的希望物件が見つけやすい状況です。
各エリアとも今年になって売出しが増えていまして、子供の進学先に合わせて市外へ転居、マンション内での住み替え希望が主な売却理由です。
高洲のプラウドやパームコートの売却理由には、管理費が高いので都内に住み替える、浦安市内の新築戸建を購入検討するというものがありました。
今後、管理費が毎月5万円近いマンションから一戸建てへの住み替えが増えるかもしれません。
どんな物件が早期成約しているか
目立ったのが高層階の眺望の良いお部屋の早期成約です。
新浦安の海が臨め、あるいは富士山や東京スカイツリー、テーマパークの花火が見える環境というのは都内では手に入らない付加価値が充分あります。
高洲のプラウドでは、同じ間取りで11階と最上階の19階の違いで成約価格に1200万円の差が出ました(成約時期は1週間違い)。
このように付加価値のあるお部屋は、居住中であったり引渡しが半年先のお部屋でも成約しています。
使いやすい間取りや価格が安い物件も変わらず早期成約しています。
(写真:都内の湾岸地域も建てこんで来て眺望が悪化し、
新浦安の海眺望が見直されているのかも)
自分たちにぴったりの物件を購入するには
新浦安は都心まで電車で20分の距離にあり、街は平坦でバス便も多く、買い物便利。
学校環境、文化的環境も整っています。
現在富岡にある中央病院が、GW明けから東野に移転します。
東野移転後はバスの増便や、新たなバスルートが運行予定です。
また、今川・高洲・明海・日の出地域から市役所や順天堂病院方面を巡るおさんぽバスの新路線も計画されています。
このまま新浦安駅周辺の物件が出るのを待つのか、それとも他エリアで購入を検討するのか。
すまいる情報では、ご家族の今まで住んできた環境や今後どうして行きたいか等、じっくりお話しを伺い方針を決めるところからお手伝いしたいと考えています。
すまいる情報東京 新浦安店
小崎 直美
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