浦安の地価上昇が顕著

国土交通省から発表された今年1/1時点の公示地価によると、東京圏の住宅地で地価上昇率(対前年平均変動率)1位は浦安市(9.7%上昇)という結果でした。

 

コロナ禍を機に戸建需要が高まりましたが、市内では需要に対して物件が少ないことで、2021年以降の土地相場が一気に上がりました。

直近3年の土地成約坪単価は、美浜4丁目が平均140万円、弁天2丁目が平均139万円、富岡1丁目が平均136万円、海楽2丁目が平均111万円と言う具合です。

 

50坪の分譲地が多いので、土地だけで7000万円以上と言う価格になり、一般サラリーマンでは手が出せない価格になっていますが、その分、建売業者やハウスメーカーによる土地購入が増えています。あるハウスメーカー営業担当の話では、総予算1億5000万円位のお客様が意外と多くいらっしゃるとのこと。

 

都心の不動産価格は株価連動と言われますが、貯金と住宅ローンだけでは買えない「高嶺の花」化しつつある分譲地、投資で得た資金も予算に入れる時代になってきたのかもしれません。

 

 

今年に入って取引の特徴

市内で購入したい方は、土地情報が出ないと中古戸建も検討することになって、高値取引の傾向です。

7/17現在、今年の戸建成約は37件となっていて昨年同時期との比較で37%増となっています。

日の出のアイルズは今年だけで5件の取引があり、投資で購入した方が高値のうちに売却したいという事例がありました。

 

その他、一般に極小土地と言われる15~20坪の土地取引も元町で3件ありました。

面積が小さい分、土地代を安く抑えられるメリットがありますが、住宅ローン審査が通りにくい等注意が必要です。

 

市内のマンションを売却し横浜に戸建を建てる方の話を伺いましたら、市内で探していたけれど条件が合わずに他エリアで探されたとのことでした。

たくさんの事例がありますので、土地や戸建をご検討の方はぜひ、お早めにご相談ください。

 

 


すまいる情報東京 新浦安店

小崎 直美