高齢が理由で賃貸を借りられない?
「子供が独立したので、今より狭い部屋を借りようとしたら申込みを断られた」「遠方にいる親を近くに呼び寄せたかったが、高齢者が入居できる物件が見つからなかった」等、このところ年齢を理由に賃貸が借りられない話を耳にします。
実際のところ、65~70歳位から申込みを断られるケースが出始めます。
貸主にとっての不安は、収入が年金だけでは貯蓄を取り崩し家賃滞納リスク、火の不始末による火災リスク、さらに単身者の場合は孤独死のリスク等があります。
借りる側にとっては、いったん契約中であれば年齢を理由に賃貸を追い出されることはありません。
将来、賃貸物件に引っ越す可能性のある方は早めに転居先を検討したほうが良いですね。
なお、取壊しや建替え等の理由により立退きを求められた場合は拒むことができません。
この場合、浦安市には条件付きですが、住替え費用の一部助成制度があることを覚えておくと良いでしょう。
今の賃貸住宅は設備も分譲並みで快適なリフォーム済み
(UR賃貸 コンフォール舞浜の室内)
いくつになっても安心して暮らしたい
隣に親族がいる等で、貸主が安心と思えば物件の申込を受けてくれることもあります。
その他、UR賃貸をお勧めします。UR賃貸は高齢の方向けにリフォームされた物件も多く、年齢を理由に申込みを断ることはありません。
ホームズ等の検索サイトで「高齢者歓迎物件」から探す、市内にもあるサービス付き高齢者住宅(サ高住)から探すこともできますが、数は十分ではありません。
高齢者の希望条件に合う賃貸は、まだまだ少ないのが現状です。
高齢化は今後さらに進むので、対応した仕組み作りやサポートが必要ですね。
すまいる情報東京 新浦安店
小崎 直美
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