こんにちは。
すまいる情報東京の代表、竹内健二です。
お散歩が気持ち良い季節になってきました。
日本橋オフィスの1階に、鳥料理のお店に入って頂き、この13日にオープンしました。
経営にはタッチしていませんが、この近辺のお客様の好みや、他のお店にない特徴をいかに出すか、お店のスタッフの方たちと考え実施して、思った通りにお客様に喜んでいただくと、とても嬉しくなります。
値引きやクーポンはやらないで、味や接客によってお客様に来ていただける喜びは、どんな仕事にも共通するものだと改めて感じました。
10月19日、20日は、小伝馬町のえびす講べったら市です。
近くにお出かけの際は、ぜひご賞味下さい。
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話は、目の前の方との話しのやりとり、手紙やメールは文字でやりとりします。
いずれにせよ、相互にことばが行き交うことです。これに言葉によらない動作や表情なども含めてコミュニケーションと言われます。
ことばは、相手に到達して、また返してというふうに形のうえでは見えますが、じつのところ、ことばは相手とこちらの中間にあって、同じものを見て、力を合わせて心のこもった関係を作ろうとしたり、こころの交流を図ったりするものだ、と思うことが多くなりました。
お互いに、そのような心持ちのときに、言葉は心に響くようになり、感動を呼び起こしたりするのだと思います。
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今回ご紹介したプライベート相談の事例で、O様と交わしたメールも、後から振り返ってみますと、ことばをやりとりするというよりは、真ん中にある思いとか目標を、互いに見て、協力し合ってよい道筋をつけようとしたのだと思えます。
ですから、余命宣告されたO様とのやりとりには、私からは気遣いや同情のことばはありませんし、相手からも愚痴や弱音のことばは全くありませんでした。
心に残ることばは、美辞麗句でもなければ、特別に変わったことばでもなく、普通のことばでも、心がこもり、同じものをみて、協力し合おうという気持ちの時に発せられた言葉ではないかと思います。
家の購入から財産の整理まで、亡くなってからの準備をすべてやり終え、O様からメールをいただきました。
『本当に、貴殿とご縁があったことは、大きな財産でした。』亡くなる3週間前、いよいよホスピスに入るという直前にいただいたことばは、私にとって何よりも心に響くことばでした。
それは同じ目標を見て、互いに交わした言葉だったからだと、今では思えます。
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私は、メールやブログはあまりやりませんが、手紙やはがきは、割と書くほうで、父の生前には、父にもよく手紙を書いていました。
いまでも毎月お客様から手紙やハガキをいただき、その方に思いを馳せる時間は、何物にもかえがたいものです。
そんな思いも込めて、通信の今月号から、当社受取人払いのハガキを紙面に付けることとしました。
切り取って、そのままお出し頂けます。近況、旅行に行った先の事、出会った人の事、読んだ本のこと、食べた料理の事、本紙の記事の事など、なんでも構いません。
交流ができればこんな嬉しいことはございません。
(残念なことですが)本紙はもう要らない、送らないで欲しい、ということでも、一筆とって頂ければ有難いと思います。
竹内 健二