土地値「坪100万円」地域でどこを買う?

最近は、土地が買いやすい価格になったこともあり、30代の子育て世代の一戸建て購入希望者が震災前より増えました。首都圏では多くの分譲地が40~50坪の区画割で、坪100万円の土地価格が「売れ筋」です。表は、首都圏で「坪100万円」前後で買える人気の住宅地の震災後の地価動向です(地価公示価格、単位は坪当りの万円)。

東京西部、埼玉は横ばいですが、浦安が値下がりしたのと反対に横浜西部は大きく値上がりしました。震災後の「西高東低」傾向が顕著に見られます。ただ、震災から2年経ち、落着いて住宅選びをする余裕が出てきて、浦安の特徴である「地の利」に注目し、市外からの住宅見学が増加傾向です。東京駅まで、朝の8時で新浦安20分、たまプラーザや国立は50分、土地は1000万円安いのが「買い」の理由です。

地価下げ止まり感の中、購入者の動きは?

少子化、家余り現象の中、購入者の絶対数は増えていません。どこかが人気が出て値上がりすれば、どこかが買い手が減って値下がりする、これからはそのような市場になると思います。

お徳感のある内に新浦安を買おうという方が、今後増えてくるものと期待しています。

代表取締役社長 竹内健二