女性の長寿世界一を更新
5月15日発表の世界保健機関(WHO)の統計で、2012年の平均寿命が、前年に続き男女合計で84歳、女性で87歳で世界一となりました。当地浦安でも、高齢化は進んでいます。
高齢化は「問題」として捉えられがちですが、それは主にお金(福祉予算)と、介護サービスをする人が足りない問題と言われます。相続税対策も「お金」の問題として捉えられることがほとんどです。
しかし、お金や健康は、生きがいのある老後のための手段、生きがいという目的を抜きにして、対策ばかり先行しなよう、私どもも気をつけてお世話させていただきたいと思います。
地価の再上昇は、売る気のない人には増税となって帰ってくる
日本不動産研究所の3月の地価動向調査でも、千葉の住宅地価は横ばい、または微増という調査結果が出ました。浦安も、震災後の「我慢」の時期が過ぎて、都内の地価上昇と連動して上向きの気配があります。当然に、相続税を計算するときの「路線価」も上げやすくなります。
相続税評価額が上がり、来年から相続税の基礎控除が4割縮小となれば、ダブルパンチ、相続税を心配する人が確実に増えるはずです。
ただ、いわゆる相続対策は、バブル時代に編み出されたものも多く、グラフを見て頂ければ分かる通り、当時の異常地価を背景にしたもので、同じように考えるのは危険です。
当社では、生きがいを犠牲にした節税対策より、生きがいのためには多少税金を払ってもいい、という方のご相談を積極的に受けて行きたいと思います。まずはそんなお話をしに、どうぞお越し下さい。
代表取締役社長 竹内健二